2016年12月31日

渡辺和子さん召天

今朝目が覚めた時、渡辺和子さんの召天を報じていた。一度もお目にかかったことのない方であるが、書物を通して大きな影響を受けた方であるので、「とうとう逝かれたか・・・よく生きた人だった」と、しばらく黙想していた。


渡辺和子さんの本は10冊以上買ったと思う。もう20年ほど前のことだと思うが、お手紙を差し上げた時に、あの多忙な方からお返事が届いたのには驚いた。


大切に私の終わりの日まで取っておけばよかったが、残念なことに数年前に落手した手紙を著名な人からのお手紙も廃棄してしまった。


例えば、大学時代に新選組に夢中になっていた時、医師であり沖田総司研究家・歴史作家の森 満喜子さんとの多数の手紙、大学卒業時に板坂 元氏(ハーバード大学で日本文学を講じておられた時)の『ウィトゲンシュタイン 天才哲学者の思い出』を読んで5〜6回交信した手紙や、永井隆さんの次女・筒井茅乃さんから知子にいただいた返信など・・・他にもあったかもしれない。


渡辺和子さんは渡辺 錠太郎(教育総監・陸軍大将)の次女で、父を2.26事件で亡くしている。目の前で。そのような過酷な経験をした渡辺さんは、人間は神のように赦すことができるだろうか。本当に赦すことができるのは神さまだけだと思うと、正直に自己の内面を吐露するキリスト者であったので惹かれた。


IMG_1640.jpgかつてキリスト教雑誌『百万人の福音』のコラムに、渡辺和子さんについて書いた拙文を掲載していただいたことがある。

それから30年経ったことを思うと万感の思いがする。私に影響を与えた忘れられない一人である。



渡辺和子さん召天@.jpg

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2016年もあと5分、新年なもう一度若い頃のように情熱を奮い立たせて、「よく生きた」と思える日々を重ねていきたい。


過ぐる2016年に感謝して、意欲にあふれて2017年を迎えます。共に良き日々を重ねてまいりましょう!

お一人おひとりに神さまのお導きと祝福をお祈りし、どうぞよろしくお願い申し上げます。



posted by 優子 at 23:52| 我が心の旅路 | 更新情報をチェックする