2017年03月08日

春の食卓 ―生節の押し寿司―

春の到来を告げるイカナゴ漁が昨日解禁になりニュースを賑わしていた。1キロで2000円もする高値にびっくりした。

「いかなごのくぎ煮」は曲がって錆びた古釘のような形から名付けられ、大震災前までは家々の台所から甘辛く煮詰める匂いが漂っていたと神戸の叔母が言っていた。

「イカナゴのくぎ煮」が兵庫県の春の風物詩ならば、我が家の春の食卓の風物詩に「生節の押し寿司」がある。主婦になってかなり経ってから、この時期に生節(なまぶし)が店頭に並ぶことを覚えた。

押し寿司の型.jpgこれが、2007年2月24日のブログに記した「母が使っていた檜(ひのき)の押し寿司の型」だ。長さ14センチで幅5.5センチの箱寿司ができる。

その日のブログには、「今年になって4回作っており、実は2日前のお客様にもお出しした。とてもおいしく召し上がって下さったので、次回の家庭集会の献立はこれで決まり」と書いてあった。

押し寿司.jpg今夜は思い付きでバラ寿司(ちらし寿司)にしようと寿司飯の準備をしていたが、いろいろな具を細かく切る時間が無くなくて、急きょ生節の押し寿司に変更した。今日も夕食の用意に取り掛かるのが6時15分頃になってしまったからだ。

大急ぎで作ったので血合いも十分取り除いていないし、雑な仕上がりにスナップエンドウとはセンスを疑われるが、ユキもおいしくペロリと食べてくれた。

生節の押し寿司.jpg2007年3月20日の読書会に皆さんにもお届けした。特に独居の方が3〜4名居られたので少しでも喜んでいただきたかった。 

「8合のお米ではお1人に1人前ずつは足りそうになく、半分にしたものを22個分持って行き完売! 11本分だが結構重たかった」
と、同日の過去ログに記録していた。
今度は、奧様を亡くされた東牧師や長原さんにもお持ちしたい。

あの頃「河内の郷土文化サークルセンター」で開催した「河内の押し寿司」をMIKIOさんが記録しておられ、今もホームページは途切れることなく更新されている。

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posted by 優子 at 21:55| 読書会関係 | 更新情報をチェックする