2018年08月14日

知子とユキ再び小豆島へ −瀬戸内海は国定公園第1号−

ゴールデンウィークに3人で行った小豆島へ、再び知子とユキが2泊3日の旅に出た。私は体調が回復した今でも、この暑さではとても耐えられなかったと思うので行かなくてよかった。

瀬戸内海は昭和9年に国立公園指定第1号に指定されたという。先月7月10日のBSプレミアムで2002年に初回放送された「生命(いのち)の海 瀬戸内海」を観て感激した。

4-29-25.jpg干潮になった時に姿を現すこのような地形も、瀬戸内海の激しい干満の差で生み出されるという。
心臓の働きのように、6時間ごとに反転して時速20キロメートルで流れ続ける激しい潮流だ。そして大きな満潮になって一瞬の「潮どまり」が起こり、引き潮で広大な砂の浅瀬を作り続ける。

この大きな潮の満ち引きで岩盤を削って砂を作り続ける「海ずな」は、1年間で数ミリしかできない。その海砂をセメントに混ぜるために膨大な量を取り続けたために20世紀末に自然界は破壊された。
2000年になってから採砂しなくなったので、2018年現在は傷ついた海の中も少し回復し再生していると思う。

最も感銘を受けたのは、海の中にも季節があることだ。春には藻の花が咲いて子孫を残す。切れた「流れ藻」もイシダイを育む場として活用され、自然界は何一つ無駄なものはなく、自然界はいかに緻密で厳格に秩序だっていることか!

立松和平氏の語り口が懐かしく、生と死を考え続けた立松氏の感性の鋭さにしみじみと感銘を受けた。2010年に63歳で亡くなられた和平氏を偲ばせた。

「魚たちは卵から孵化すると同時に生きるための努力が始まる。生まれていくことの恍惚と不安」。そして群れる小魚たちを「生きてあることが楽しくて楽しくてしょうがないように踊る」など、これらの表現も生きる厳しさと喜びを知る立松氏ならではの表現と心を打った。

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昨夜9時ごろ、ユキと知子は元気に帰宅した。
posted by 優子 at 10:23| 知子(ユキの成長) | 更新情報をチェックする