2018年07月24日

危険な暑さと人間あれこれ −5年生の夏休み−

7-23-1.jpgユキは5年生の夏休みに入った。今日から3日間午前中に個人懇談会がもたれている。知子は今朝一番(9時〜15分間)に済ませて出社した。
梅雨明けした7月9日から38度前後の命に危険な暑さが続いている。

私の世代だと「涼しいうちに勉強してしまいなさい」と言われたものだが、特に今夏は午前8時頃から就寝するまでリビングのクーラーはつけたままだから、「遊ぶんだったら朝に遊んでから勉強しなさい」と言うのであるが、午前7時台に30度になってしまうので公園には猫の子一匹いない。

7-24-2.jpg私は熱中症ではないが心身がすぐれず、ついに先週半ばから体調を崩してずっと寝込んでいた。

例年ならば暑い2ヶ月ほどは降圧剤を飲まずに過ごすことが多いのに、この暑さにも関わらず朝から血圧が(160)もあり、降圧剤の服用を2倍にしても下がらず土曜日に受診した。

医師は原因を探るべく胸部x線や心電図、また、見慣れない多項目の検査のため4本採血した。「血圧を下げたり、狭心症を改善する」薬を2週間分処方され、翌朝は頭痛は治まったものの、血圧は大きく変動する。血液検査結果を待って28日に再診する。

原因は家庭の心労に加えて、9ヶ月前から義母の世話が日に日に加わる負担感の重圧だと思う。

特に2年前の夏から窓も開けず、日がな一日クーラーもつけないので7回8回と見守りにいかねばならない。クーラーをつけてもすぐに止め、特に昨夏は頻繁にソファーの肘に上ってコンセントを抜くので転落しないかと気が気でない。

30歳ちかくも若い私が、3年前の3月に風呂場の掃除中に落ちて右肩腱板を断裂してしまったから、私は離れる時にクーラーをつけることはしない。どうせすぐに消してしまうのであるから。

「健診でもどこも悪い所はなく本当に元気だから、しんどい時はほっといてくれていいから」と、義妹は何度も明朗に言うが、傍にいる者はそういう気にはなれないし、「それが普通の人」と言ったNさんの言葉に深く感動し「そう、それが普通やね」と何度も反芻したことだった。

まるで長い間わからなかった数学が解けたような感じで、この気持ちは一体何だろう。
つまり私が娘の立場ならば、母の世話をしてくれている兄嫁の具合が悪くなれば兄嫁のことを案じるし、そしてそんな母を放っておくことはできないというのも「普通の娘」の気持であるということを確認できたという納得感だった。こんなことに感銘を受けるのは、かなりのストレスで混乱を呈しているのがわかる。

先週のように一日中ウトウト眠ってしまう最悪のしんどさになれば、さすがの私も義母どころではなくなりどうしようもないが、それでさえ一度は訪ねたのであるが。

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こんな状態でユキの5年生の夏休みが始まった。今年は自治会の班長当番のため、昨朝の広報誌配布も私の体を案じてユキが伴ってくれ、夏休み中は1人で配ると言ってくれる。

7月上旬、ユキはこんなことを言っていた。
「今はもうあんまり蝉を捕りたいと思わんようになったわ」と。
しかし昨朝も虫捕り網と虫かご持参でついて来て、早速蝉を捕り始め、配布のやり方を見るどころか蝉に夢中になっていた。 
「毎年クマゼミはこの木に一番いる」とユキが言ったとおり、この時も6匹も止まっていた。

1分間動画

その後、算数と国語の計32ページからなる薄い冊子に取り掛かり、驚くべき名言を吐いた。

「この楽しさを覚えなあかん。
 そしたらなんぼでも(いくらでも)できる」と。

そして今日仕上げた。サッカーのお友だち・Ha君が金曜(終業式の日)と土曜でやり終えたことを聞いたことも刺激になったのだろう。

そして、20分間だけだったが嫌々ながら読書も始め、私が薦めた『エジソン』の伝記を読み始め、2日目の今日は昨日よりも面白みを感じていた。

私は勉強嫌いだった高校時代に愛読していたヒルティの言葉をユキにも伝えた。

金輪際あと回しにしないこと、身体のかげんが悪いとか気が向かぬなどということを、すぐに自分の口実にしないで、毎日一定の、きちんと決めた時間を勉強にささげることである。

君にとっていちばんやさしいところから始めたまえ、ともかく始めたまえ。・・・始めることだけは、気が向かなくとも始めなければならない。

遊び半分の仕事でないかぎり、すべて本当の仕事には、真面目に打ち込めば嫌でもすぐおもしろくなってくるという性質があるものだ。
                       (『幸福論』より)

小学5年生にして「この楽しさを覚えなあかん。そしたらなんぼでもできる」とは、蓋(けだ)し名言である。

子どもだけは伸び伸びと大きくならせてやりたい。心こそ伸び伸びと形成してほしいと祈らずにはいられない。

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7月21日(土) 気温37度

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今年は年頭から異常気象が日常のことになっている。冬は氷点下4〜5度にまで下がる32年ぶりの超厳寒だった。しかし、あんなに寒かったのに春は速く、大阪では3月26日に桜が満開になり昭和32年観測以来最速の早さだった。

関東の梅雨明けもまた観測史上初めての6月29日で、近畿地方も平年より12日も早い7月9日だった。その梅雨末期の西日本の記録的豪雨は今まで経験しない甚大な被害を出し、22日時点で224名もの人が亡くなられている。

この半年の間に、「観測史上初」や「記録的」、また「今まで経験したことのない」という現象が多発している。ホーキング博士は晩年、「人類に残された時間はあと100年」と警告を繰り返していたが、「進化生物学者のJ.ダイヤモンドでさえも、NHKで人類の終焉が近い(2050年頃)と警告」したという。

posted by 優子 at 23:52| 知子(ユキの成長) | 更新情報をチェックする